「3.11 A Sense of Home Films」始動!
現在、カンヌ国際映画祭に『朱花の月』が正式招待されている河瀨直美監督ですが、監督の呼びかけにより、「3.11 A Sense of Home Films」の製作プロジェクトがスタートいたしました。
この企画は東日本大震災を受け、「山形国際ドキュメンタリー映画祭」と「仙台短編映画祭」と連携しながら、「なら国際映画祭」が中心となりスタートしたもの。
「家・HOME」をテーマに3分11秒の短編を世界で活躍する監督が撮影し、約60分の映画として完成させる、というプロジェクトです。
2011年9月11日奈良での上映を皮切りに、東北地方でも巡回上映を予定しています。
河瀨監督コメント
「3月11日に地震が起こり、そして、そのニュースが世界各国に流れたときには、いろいろな外国の方々から心配のメールを頂いていて、非常に心に響くものであった。皆さん、
僕たちの想いは、君たちと同じところにあると、これは他人事ではないという励ましのことばをいただいた。なので、この企画が、国境が違っても、いつも同じような気持ちを持ってこの地球に生きているんだ、というメッセージを伝えられる企画になれればと思っています。」
2011年5月18日 9:48 PM